二人の偉大な文字デザイナー
偉大な ロゴタイプデザイナー 成澤正信 氏
と 書体デザイナー 佐藤 豊 氏は
コンピューター上での書体作成の先駆者として
燦然と文字タイプの世界に君臨するのです。
いまや印刷物の多くの文章に使われている文字の多くが、文字デザイナーによるPC化されたタイポにより表現され我々は眼にしている。
文字デザイナーという総称自体は・・・書体デザイナー(タイポフェイスデザイナー・フォントデザイナー)・ロゴタイプデザイナー・カリグラファー・レタリスト・筆文字デザイナーと細分けされ呼称もさまざまですが
オリジナリティのもと
自作品への想い入れはだれでも人一倍なのです、でしょう・・
そして書体作りは、たとえコンピューターで簡単に出来るようになっても独創というクリエイティブのもと一字一字の血のにじむような地道な制作は続くのです。日本語対応においては漢字・かな・英字をふくめ約6000語ほどの作業が後ろにあるのです。
上記2人の共作「アニト書体」も・・文字タイプ上の歴史的コンピューター化推移は、書体の世界(←クリック)で詳細が記されてます。
(月刊 プロフェッショナルDTP 1997年 12月号 あの人の仕事場 )
グラフィックソフト【アドビ・イラストレーター】の「ベジェ曲線(点と線を結ぶ曲線)」という新しいMacintoshでの世界が登場し「パソコンでも緊張感のある書体の線が描ける・・・」という新たな試行錯誤の上に、5年の歳月をかけてお創りになられた書体ですが、二人のデザイナーが書体を手がけるというまさに最先端の画期的な試みでした。
血のにじむような努力で それをやってのけたのです。
いまは誰でもが「書体デザイン」をコンピューターで簡単制作にできるようになったといえ、未だ書体をイメージから、すべて完成するまで3年近くは必要な作業です。
まさに体力勝負の世界なのです。←成澤先生の弁
二人の偉大なデザイナーに感謝!!!
(今では完璧域ではありませんが文字癖・特徴だけを認知し
全てに反映するソフトもありますが)
【 マイフォント ・ おれん字 ・ まるで手書き 】
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『星屑のデザイン文字』書体デザイナーの立場での私感
ロゴデザインとタイプフェイスデザイン境とデザイン文字の違い
■ロゴデザイン
企業名やブランド名、商品名など、決定された文字
構成の中で目的のイメージをデザインする
(極論すればクライアントだけにしか使われないもの)
■タイプフェイスデザイン
文字列になったときのイメージを想定して、個々の
文字をフォントデザインする。
(写植としての書体は多くの人が共用し使用)
■デザイン文字
その両方を兼ね備えれるがあくまでビジュアル中心で
思考・感情をしみこませたアート主流で制作された
文字のデザイン
不適切な表現と思いますが わかりやすく言えばその作品は
★ロゴタイプ・タイプファイス=写真【細かなとこまでのこだわり】
★デザイン文字 =絵画【鑑賞までのアートであるを目指す】
前者は、血液型近A型・・文字同士を視覚(錯視)を含め細部までくっきり塗りつぶされた文字に精確・統一性を求め続ける
後者は、血液型近B・O型・・近距離では、顕微鏡で見る蝶の羽の鱗粉ような粗い絵の具の筆使いでも、鑑賞たる位置でのほうがはっきりと蝶とか花とかに認識できる。
なかには細かに書く人もいますが、PC文字はドットが限られ拡大すれば角々ですがそれでも満足しているし見える範囲でいいんではないかと、虫眼鏡で見るほど何処までピクセルを細かに見せればいいのか?
現『星屑のデザイン文字』自体は、当初より安いPhotoshopでPCデーター容量上粗いピクセルで制作したが、もともと文字にタイプファイスの要素があるため再度高価なイラストレーターを購入して研ぎ澄まそうかと思っている昨今
膨大なエネルギーと、所詮先生達に追いつかないとの考えも
美しく見えればいいやと、完成度をすこし下げても
デザインなんだからと逃げているような・・恥ずかしい自分を見る
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